婚活をしていると、
- いい人だけど、ときめかない
- 可もなく不可もない人なので、決め手に欠ける
という相手と出会ったりします。
「ときめかないしピンと来ないから、この人じゃないんだ」と思って、お断りしていませんか?
実は、「いい人だけど、ときめかない相手」こそ、結婚相手の「原石」みたいな人の場合があります。
- 「いい人だけど、ときめかないからお断りしようかな」と迷ってる
- 「何年も婚活してるのに、ときめく人に出会えない」と悩んでる
「婚活のお相手に、ときめかない場合はどうしたらいいのか」について解説します。
「ときめく」という感情の仕組みを心理学的に理解すると、ときめきを手がかりに婚活することは、意外とリスクが高いことが分かります。
「ときめき」重視の婚活のやり方を変えると、幸せへの近道になりますよ。
3年9カ月婚活して、44歳で4歳年下の夫と結婚したmakiが、記事を書いています
\makiが成婚したアプリ/
【婚活】ときめかない相手を断るのはもったいない!
婚活をしていると、たくさんの人とメッセージのやり取りをしたり、デートしたりしますよね。
「この人、すごく素敵!お話ししてみたい!」と思う人よりも、
- いい人そうだけど、ときめかない
- 悪い人じゃないけど、ピンとこない
- 可もなく不可もなく、付き合いたいという気持ちが湧いてこない
という相手の方が、多いのではないでしょうか。
一度会ってはみたものの、お付き合いしたいという気持ちになれず、お断わりしているかもしれませんね。
実は、視点を変えると、すごくもったいないかもしれないのです。
心理学的な観点からいうと、「ときめかない」という気持ちの裏側には、安心感があるのです。
例を挙げてみましょう。
あなたは、自分の父親や男兄弟、あるいは「絶対に恋愛関係にならない仲のいい男友達」に、ときめきますか?
ときめかないはずです。
なぜなら、彼等に対して「安心感」があるからです。
逆の例を挙げてみましょう。
あなたに、熱烈に片想いしている相手がいるとします。
その人に対して、
「私のこと、どう思ってるんだろう」
「こんなこと言ったら、嫌われないかな?」
と不安にならないでしょうか?
あなたが片思いの相手にときめきを感じる時、不安もワンセットでついてきます。
- 「ときめかない」は、安心感とワンセット
- 「ときめく」は、不安とワンセット
なのですね。
もしあなたが「誠実で、素でいられる人と結婚したい」と思っているなら、「いい人だけど、ときめかない」お相手は、うってつけの可能性があります。
「ときめく相手と結婚する」というのは、分かりやすい恋愛結婚ですね。
でも、恋愛結婚よりもお見合い結婚の方が、離婚率は低いんです。
統計的に見て、現在の日本では3組に1組が離婚しています。
恋愛結婚では3割が離婚するのに対し、お見合い結婚で離婚するのは1割と言われています。
ときめく恋をして結婚したからといって、その後も幸せに暮らし続けられるとは限らないのです。
また、ときめきは感情ですから、
- ときめきは、いずれ無くなる
- ときめいている状態=興奮状態なので、相手の人柄を冷静に見られない
というデメリットもあります。
婚活において「ときめき」を重視している人は、いま一度立ち止まって考えてみてください。
「ときめき」をモノサシにしても、得られるものは思っているより少ないかもしれません。
「ときめかない相手」にこそ、結婚相手にふさわしい「原石」のような人がいるかもしれないのです。
それに、婚活で結婚しても、最終的には好きな相手と結婚します
誰だって、嫌だと思う人とわざわざ結婚しませんよね?
残りの人生を一緒に生きていく相手なので、やはり好意を感じる人と結婚します。
そう思うと、「ときめかない」という理由でお断りするのは、ちょっともったいないかもしれません。
ちなみに、私は夫にはときめきを感じませんでした。
けれど、非常に感じの良い人だったので、一緒にいて楽しく居心地が良かったことが決め手になり、結婚しました。
好きな人と結婚する=ときめく人と結婚する、ではないことは頭の隅に置いておいてください。
「ときめく相手を探す」という方法で婚活している人は、多いと思います。
「ときめく相手がいない」と感じている人は、これまでの自分のやり方を少し変えるだけで、うまくいくかもしれません。
今までは「会ってみたけど、ときめかないからお断りする」というやり方を、「もう一度会ってみよう」とするだけでも、状況が変わるかもしれません。
私は、「ときめかないけど、また会うかどうか」迷ったら、次のことを判断基準にしていました。
- 会話していて、嫌な気持ちにならない
- 「この人と手をつなげるかな?」と想像してみる
- 自分からは積極的にお誘いしないけど、誘われたら会ってみる
というスタンスでした。
一度会っただけで、相手との関係を判断したり、バッサリ切らないようにしたのです。
これはある意味、人づきあいのトレーニングにもなりました。
「他人を受け入れる・許容する」という練習になったのです。
また、「単純接触効果」といって、「繰り返し接触していると、好意を感じる」ようになります。
心理学的に、人の心は「何度も会ってると、それだけで親しみを感じる」ようにできているんですね。
なので、「今、ときめかない」からといって、「もう好きにならない」わけではないのです。
私の友人Aさんは、結婚相談所でお見合い結婚しました。
結婚相談所だと、知り合って結婚するまでの平均的な期間は、3カ月~半年です。
Aさんの交際期間は、1年と長めでした。
Aさんは「いい人だけど、特にときめかない」と感じていたそうです。
それで結婚しようかどうしようかと悩んで、交際期間が長くなってしまったのですね。
1年たって、Aさんは「一緒にいて、嫌だと思うところがひとつもない」ことに気付いたそう。
それが決め手となって、Aさんは結婚。
現在は子どもも生まれて、家族仲良く暮らしています。
ときめかなくても、幸せな夫婦になれますよ!
なので、「ときめくか、どうか」よりも「相手のお人柄」「自分との相性」もよく見てくださいね。
【婚活】ときめかない相手への対応まとめ
婚活をしていて、「ときめく相手がいない」「お相手は可もなく不可もなく、決め手がない」と感じている人も多いでしょう。
そんな時は、お相手をお断りする前に、立ち止まって以下を試してみてください。
- 会話していて、嫌な気持ちにならない
- 「この人と手をつなげるかな?」と想像してみる
この2つをクリアしている人であれば、会うたびにお互いを知って、親しくなっていけるかもしれません。
「ときめく相手」にこだわりすぎて、良いご縁を逃さないようにしてくださいね!