アラフォー女性は、婚活では不利とよく言われます。
2015年の国勢調査によると、40~44歳女性の未婚率は19.3%でした。
女性の生涯未婚率は14.06%です。
統計的に見ると、40代前半の未婚女性が結婚する確率は、5.24%ということですね。
ちなみに未婚率は「これまで結婚したことがない人」の割合なので、バツイチの人などは含まれません。
数字だけ見ると、現実は厳しいと感じてしまいますよね。
この記事はこんな人向け
- 婚活がうまくいっていないと感じるアラフォー女性
- 2年以上婚活をしている女性(世代問わず)
makiも40歳で婚活を始めたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
統計的にも体験的にも「40代女性の婚活は厳しい」と感じたので、戦略を立てることに。
試行錯誤して「選ばれる力」を鍛えたところ、44歳で結婚できました。
また、「選ばれる力」がないと、20~30代でも成婚に至りません。
この記事では、「選ばれる力とは何か?」「選ばれる力はどうやってつけるのか」を解説します。
\makiが成婚したアプリ/
アラフォーでも婚活がうまくいく方法は?選ばれる力をつけよう!
婚活では、どうしても「選ぶ」「選ばれる」場面が多くなりますよね。
アプリのプロフィールに「いいね!」をつける、つけられる。
デートに誘う、誘われる。
正式交際を申し込む、申し込まれる、などなど。
結婚までの道は、「選ぶ」「選ばれる」ことの連続だと言ってもいいかもしれません。
もちろん自分もお相手を選んでいいのですが、お相手からも選んでもらわないと結婚に至りませんよね。
だから、婚活においては「選ばれる」ことがとても大切になってきます。
どうしたら選んでもらえるかというと、「選ばれる力」を自分でつけるしかないのです。
選ばれる力とは、「この人と結婚したら幸せかも」と思わせる力のことです。
言い換えると「結婚につながる良いイメージを相手にもたせる力」「自己演出力」と言ってもいいかもしれません。
ポイントは「あなたが、相手に何を予想させるか?」ということです。
例を挙げますね。
初デートで、お相手が上下スウェットにビーチサンダルという格好でやってきたとします(実話です)。
あなたはどう思いますか?
「ありえないくらい常識がない」とか
「マナーもデリカシーもない」とか
「何を考えてるか分からない人」とか思うかもしれません。
それは「こんな人と結婚したら大変!ありえない!」という判断につながりますよね。
「上下スウェット&ビーチサンダル」という服装は、良くない印象を相手に与えるわけです。
では仮に、あなたがプロフィールに
「趣味は海外旅行です。年に1度は必ず行きます。
ここ数年はヨーロッパのお城めぐりをしています」
と書いたとしたら、相手に何を予想させるでしょう?
似たような趣味の人からは、興味を持ってもらえるかもしれません。
そうでない男性は、
「すごくお金のかかりそうな人」→「結婚してからも毎年行くなら、家計がひっぱくしそう」
と連想すると思います。
嘘をつく必要はありませんが、最初の段階で「お金かかりそうな人」と予想される言動・行動をとると、自分で間口を狭くしてしまうので、損だと思います。
あなたにとって「毎年の海外旅行」が結婚の絶対条件でなければ、損しないように気をつけましょう。
「選ばれる力」は、どうしたらつくのでしょうか?
要になってくるのは
- 想像力をつかう
- 自分がどういう相手と結婚したいか、具体的にイメージする
- なるべく上機嫌でいる
ことです。
ひとつずつ解説しますね。
「選ばれる力」とは、「この人と結婚したら幸せかも」と思わせる力のことでしたね。
「結婚して幸せに暮らしたい」というのは、男性も女性も同じだと思います。
「何が幸せか」というのは人それぞれですが、そんなにたくさんパターンがあるわけではありません。
「安らぎ」「楽しさ」を求める人は多いので、そのキーワードを予想させるようなアプローチをしたほうが、絶対得です。
婚活という場で、想像力を使って「安らぎ」「楽しさ」をテーマに自己アピールしてみましょう。
婚活するときは、お相手に
「お金かかりそう」
「暗そう…」
「毎日愚痴られそう」
「叱られそう、怖そう」
と思わせるようなことは慎んで
「安らぎそう」
「楽しそう」
と予想してもらえるように気をつけるといいですよ。
婚活サイトやアプリだと、日記などで写真をアップできますよね。
女性の場合、毎日のお弁当や夕飯の写真をアップする人が多いみたいですが、これは良いアイディアです。
お相手に「毎日こういうご飯が食べられたらいいな」と思わせることができたら、次につながりやすいからです。
よく「胃袋をつかむ」という言い方をしますが、古典的・王道的な料理は、年代に関係なく効果があります。
料理が得意な人は、自分の特技をしっかり活かして婚活しましょう。
ただ、「毎日手料理を作ってくれそう」と思いこむ男性も多くいるでしょうから、「家事分担」をしたい場合は注意が必要です。
自分が、どういう人と結婚したいか明確に分かっていると、「選ばれる力」をつけやすいです。
makiの場合、40代なので夫婦2人の生活になるだろうと思っていました。
なので、「一緒にいて楽しい人」というのは絶対条件でした。
自分の両親が共通の趣味を楽しんでいるのを見て、「共通の趣味を楽しみたい」と思っていたんですね。
そこで、婚活サイトの日記には、趣味について結構くわしく書いていました。
たとえば、makiの趣味のひとつはサイクリング。
40~50キロのライドもしばしばでした。
中古で買った、ロードバイクというスポーツタイプの自転車の写真をアップしたのです。
すると
- サイクリング好きな男性
- 中古で買うという経済観念に安心した男性
たちから、結構申し込みをいただきました。
意外なところで経済観念をチェックしている男性は多いので、注意しましょう。
実際に、一緒にサイクリングデートもしましたよ!
「一緒にいて楽しい人」と結婚したかったmakiは、「お相手も、アクティブで楽しいことが好きなはず」と予想。
婚活サイトの日記には愚痴などは一切書かず、「人生楽しんでます」という話を選んで書いていました。
結果、makiの夫は初デート前にやりとりをしながら、「この人と結婚したら、人生とても楽しそう」と思ったそうです。
自分が結婚したい人物像をしっかりイメージし、「こういう人だったら、こういうことが好きそう」と予想しましょう。
より効果的なアプローチができますよ。
率直に言って、不機嫌そうにしている人は、婚活に限らず、まず選ばれません。
自分に置き換えると、想像がつきますよね。
初デートで婚活相手が不機嫌そうだと、こちらも気持ちが沈んでしまいます。
世の中には、「相手の機嫌を損ねないように」と気をつかって、他人の機嫌を取る人が多くいます。
例えば、相手を傷つけることを言ってしまい、相手が不機嫌になったのなら、「ごめんなさい」はもちろん必要ですよね。
けれどmakiは思うのです。
「基本的に、その人の感情は、その人の責任」
なぜなら、同じことをしても全然怒らない人もいるからです。
なので、「ごめんなさい」と謝ったなら、それ以上他人の機嫌を取る必要はないと思っています。
自分の機嫌は自分で取るのが、自立した大人としての態度ではないでしょうか。
自分が不機嫌な時に、「自分の機嫌を取る」という責任を放棄して不機嫌なままでいると、周囲が気を遣い委縮します。
要するに、はた迷惑なのです。
他人に機嫌を取ってもらわないと、機嫌を直せないというのは、とても依存した態度なのですね。
依存心が強く、自分の感情を自分でケアすることができないと、婚活だけでなく人間関係全般がうまくいきません。
逆に、上機嫌な人を嫌う人はいませんよね。
上機嫌な人は、よく笑います。
よく笑う人からは攻撃性を感じないので、人は安心できるのです。
また、笑顔はその人をとても魅力的にします。
仏教には「顔施(がんせ)」という言葉がありますが、笑顔を指しています。
笑顔は、お布施のひとつであり、功徳のひとつと数えられるほど、良いものなのですね。
makiが3年9カ月の婚活期間で、一番心掛けていたのは「なるべく上機嫌でいること」でした。
朝から気分良く暮らすために、毎朝出勤前に、部屋の床をぞうきん掛けしていたほどです。
床がピカピカだと、気分がいいからですね。
婚活に疲れて気持ちが沈むと、婚活を長期で休んでいました。
それくらい徹底して「上機嫌でいること」にこだわりました。
「上機嫌でいること」も「選ばれる力」ですから、身につくと大きな力になりますよ!
アラフォー婚活がうまくいく方法まとめ
「婚活って難しいな」と感じているアラフォー女性は、多いのではないでしょうか。
40歳過ぎて婚活を始めたmakiも、婚活の厳しさをひしひしと感じたので、かなり戦略的に婚活しました。
- 婚活を成功させるためには、「選ばれる力」をつけよう
- 「選ばれる力」がないと、20~30代でも成婚に至らない
- 「選ばれる力」とは、相手に「この人と結婚したら幸せかも」と思わせる力のこと
- 「選ばれる力」は、自分の理想の結婚相手が何を求めているか、想像してアプローチすることで身につく
- 「楽しさ」「安らぎ」をテーマに、自分を演出してみよう
- 上機嫌でいることも「選ばれる力」となる