婚活では、いろんな男性と知り合います。
自分の望む条件以外の人から、アプローチされることも多いですよね。
また、「人柄はいいんだけど、年収が少ない」など、希望する条件を満たさないこともあるでしょう。
「理想を100%満たす人なんていない」と分かっていても、「妥協できない」と思ったり「どこまで妥協すればいいのか分からない」と思ったりしますよね。
- 結婚相手の条件を、どこまで妥協すればいいか分からない
- 結婚相手の条件を妥協できなくて、婚活が長引いている
- 成婚した人は、何を妥協したのか具体的に知りたい
この記事では、当ブログが実施した「成婚者107人アンケート」の結果を交えながら、失敗しないポイントなどを解説します。

3年9カ月婚活して、44歳で4歳年下の夫と結婚したmakiが、記事を書いています
\makiが成婚したアプリ/
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Contents
婚活はどこまで妥協すべき?失敗しないポイントは?

結婚は、人生の一大事です。
誰だって幸せになりたいですし、失敗したくないと思います。
「完璧な人なんていない」と思いつつ、つい相手に求める条件が高くなりがちかもしれません。
特に結婚相談所で婚活していると、「もっと条件を下げましょう」と担当スタッフから言われることが多いようです。
幸せな結婚生活をするための妥協ポイントについて、解説します。
まずは、「自分はどういう結婚生活をしたいのか?」をもう一度考えてみましょう。
紙に項目を書き出してみてください。
手順は以下の通りです。
- 自分の理想・希望をすべて書き出す
- NG項目もすべて書き出す
- その中から、譲れない条件を選び、優先順位をつける
- 自分はなぜそこにこだわるのか、理由を深堀する
- お相手が、譲れない条件やNG条件に、該当しているか確認する
頭の中だけで行うと分からなくなるので、紙に書き出すと1回で終わり、忘れません。
第一ステップでのポイントは、自分の心に正直に「理想を書き出す」ということです。
自分を制限せずに、のびのびと好きなだけ書き出してください。
「自分が考える理想の幸せとは何か」をしっかり洗い出すためなので、この段階ではむしろたくさん書き出してください。
他人に見せるわけではないので、批判されることもありません。
安心して、思いのたけを書き出しましょう。
次に、「絶対NG」という項目も、思いつくだけ書き出してください。

私は、婚活を始めた時に、
- 理想の項目を105個
- NG項目を21個
書き出しました!
合計126個です。無理する必要はありませんが、これくらい書き出してみてください。
私の場合、「寛大」「物事を話し合える」という重要視しているものから、
「声が素敵」「外国語が話せる」など、割とどうでもいいことまでピックアップしました。
相手だけでなく、生活内容について書き出すと、なお良いです。
「これが私の理想なんだな」と全体がイメージできればOKです。
すべて書き出したら、「譲れない条件」を選び優先順位をつけましょう。
ここで大切なことは、
- 自分は、どんな結婚生活をしたいと思ってるのか
- 自分は、何を譲れないと思ってるのか
を客観的に知ることです。

何を妥協すれば失敗しないかは、人によって違います。
なぜなら、こだわりは十人十色だからです。
「年収は絶対700万以上!」と思う人もいれば、「二人で稼いで500万円あればいい」と思う人もいます。
「年齢は、同い年±5歳でなきゃ嫌」という思う人もいれば、「親より年取ってなければOK」と思う人もいます。
結婚はパーソナルなものなので、まずは自分のこだわりポイントを見つけましょう。
また、譲歩できることは何かも、書き出した紙をチェックしてみてください。

結婚相手に対するこだわりポイントは、人それぞれです。
ただ、一般論ですが「ここは確認しよう」というポイントがあります。
世間一般的に「ここは妥協できませんか?」とよく言われるのは、以下の4点です。
- 年齢
- 年収
- 学歴
- 容姿
条件の妥協について考える時、大切なことは「なぜ、私はこのポイントにこだわるのか?」という理由を、言葉で説明できることです。
なぜなら、現代人はTVドラマやコマーシャルなどで「これが幸せな結婚ですよ」と、無意識に刷り込まれていることが多いからです。

あなたがこだわっている条件は、実は単なる刷り込み・思い込みかもしれません。
「これは、本当に私の求める幸せなのか?」を知るためには、「なぜこだわるのか?」という理由を探すとはっきりします。
例えば、年収700万円にこだわりがある人は、こだわる理由をよく考えてみてください。
なぜ、わたしは年収700万円にこだわるんだろう?
↓
経済的に不安のない生活をしたいから
↓
年収600万円では不安なのはなぜ?700万という数字はどこから出てきた?
と、理由を深堀りしていってください。
理由が「何となくそう思ったから」など感覚的なものなら、妥協するポイントと言えます。
ただし、NG条件の場合は感覚的な理由でもOKです。
ことに女性の場合、「生理的に無理」という嫌悪感は、どう頑張っても無理だからです。
理由を深堀すると、自分という人間が見えてきます。
自分をしっかり見つめられると、相手もよく見えるようになります。
なぜなら、人間を見る目が鍛えられるからです。
なので、面倒くさがらずに取り組むと失敗しにくく、結婚してからが楽ですよ!

ちなみに、年収に関して言えば、「年収よりも金銭感覚が近いか」をよく見た方がいいと思います
年収1000万円でも、貯金がほとんどない人も結構います。
浪費家がお金遣いを変えるのは、至難の業です。
もしもあなたが倹約家なら、浪費家とひとつ屋根の下で暮らすのは、お互いストレスフルでしょう。
金銭感覚が大きく違うと、日常生活で不満がたまりやすいし、夫婦喧嘩の種になります。
「経済的な不安はないけど、喧嘩ばかりでイライラする」となると、元も子もありませんので、気を付けてください。
妥協しない方がいいポイントは、以下です。
- 金銭感覚
- 居心地の良さ(相性)
- 嫌なものが一致しているか
結婚は生活なので、「好きなものが同じ」よりも「嫌なものが同じ」方が、ストレスなく暮らせます。
「ホテルのように整頓された部屋でないと嫌」という人が、「適度に散らかってる方が落ち着く」という人と結婚すると、生活が修羅場になります。
どちらかが必ず我慢を強いられるので、不満がつのります。

私は、「こんな人と結婚したい」という理想項目を105個、NG項目を21個、合計126個書き出したと前述しました。
結婚してから確認してみたら、夫は126個中116個当てはまっていました。
逆に言えば、10個妥協したことになります。
割合で言うと、8%です。
もちろん、126個も覚えていられませんので、婚活中に一つ一つ確かめていたわけではありません。
婚活中に私が最重視していたのは「一緒にいて楽しいか」「誠実な人か」でした。
年齢的に夫婦2人での生活になると思ったので、相性の良さは最重視しています。
相性は会ってみればすぐ分かりますよね。
夫は初対面からとても感じが良く、一緒にいて楽しかったので、私の中ですぐにフラグが立ちました。

私が何を妥協したかと言うと、容姿と年収でした。
容姿には、それほどこだわりがなかったので、問題なかったです。
年収は、私が希望するより若干低かったのですが、「私も働くから、生活に支障はない」と思えました。
また夫は、住宅ローン以外にもローンがありましたが、金額的に数年で返せる見込みでした。
年収よりも「金銭感覚が近いか」を重視していたので、折り合いをつけた格好です。
また、NG条件はすべてクリアしていたので、結婚してからも仲良く暮らせています。
短所はあっても「嫌だと思うところがない相手」と結婚すると、結婚生活は格段に楽になります。
【アンケート結果】成婚者の4人に1人は妥協している

当ブログでは、婚活して結婚した女性107人にアンケート調査を行いました。
「婚活が上手くいかない人は多いですが、あなたが成婚できた理由は何だと思いますか?」と質問したところ、107人中28人が「妥協したから」と回答しています。
割合的には、26%(4人に1人)ですね。
他74%の人が妥協したかしなかったかは、はっきりとは分かりません。
なので、「妥協したから婚活が上手くいった」と思っている人が、26%いると言えるでしょう。
ここでは、どこを妥協したか具体的に教えてくれた方などを中心に、コメントを紹介します。
婚活当時に住んでいた都道府県と、成婚時の年齢も書き添えています。
参考にしてみてください。
理想の全てを求めないことがとても重要だと思います。私は低身長で優柔不断でも、顔と収入の良い方を選びました。
神奈川県 24歳
妥協できる点、できない点を明確にしたことですね。収入は妥協できませんでした。顔はイケメンが正直好きですが、妥協しましたね。顔では生活できませんので。
愛知県 32歳

容姿にこだわる人もいれば、妥協する人もいます。理由を深堀りできてるなら、もちろんこだわってもOKです
ある程度条件を妥協して、良いところを見るようにしたことです。高望みしないことが一番の結婚の近道だと思いました。
東京都 25歳
とにかく色んな人と短時間で会ったこと。そして譲れない条件と譲ってもいい条件を明確に分けてチェックしたことです。
奈良県 29歳
多くを求めすぎないこと。自分が希望する条件と合わない部分があっても、話した時のフィーリングや居心地の良さを重視すること。
東京都 30歳
譲れない点だけをひとつふたつに絞り、人柄が合うかどうか信頼できるかどうかを沢山話して見極めていきました。
東京都 32歳

長い人生を一緒に生きていくので、人柄や相性はやはり重要ですよね!
自分のこだわりをしっかり理解できたこと。自分を隠さずに伝えたこと。結婚してからも譲れないことなども含めて相手と付き合った先のシュミレーションをしっかり行ったことが良かったと思います。
奈良県 32歳
相手に求める条件がほぼ無かった。見た目などにこだわりがなく、条件は、職業(公務員)と、お互いの実家が近いことの二つしか条件がなかったので。
東京都 32歳
直感的にこの人は大丈夫そうと思ったらお付き合いをしてみて、一緒に生活出来そうだと感じたら細かいこと(相手の年収など)はあまり気にしなかったことだと思います。
宮城県 27歳
理想と現実は違うので、ある程度許せる範囲での妥協が必要かもしれません。夫は収入が少なく、休みも少ない人でしたが、とても優しい人です。今は幸せです。
東京都 33歳
条件を高望みしすぎ。多少の年収の折り合いさえつければいい。あと実際にあった人の家族と仲良くできるようにすること
埼玉県 38歳

家事能力やコミュニケーション能力が高い相手だと、多少年収が低くても妥協する女性は多いです
年収を妥協した人しなかった人、容姿を妥協した人しなかった人など、十人十色ですね。
要は、「自分のこだわりポイントはどこ?」「なぜそこにこだわるの?」が自分で分かってることが大切です。
ちなみに、今回の成婚者アンケートでは、6割が1年以内に結婚していることが分かりました。
婚活が上手くいく人は、婚活を長引かせず、比較的短期間で成婚している場合が多いのです。
また、自己分析と戦略ができている人ほど、成婚しやすいという結果がでました。
アンケートでは、
- 成婚した時の年齢は?
- 婚活期間はどれくらい?
- 成婚した婚活方法は?
- 成婚までに何人と会った?
- 婚活中に苦労した事・困った事は?
など11の質問と回答をまとめています。
婚活が成功した人の話を、ぜひ参考にしてみてください。
婚活で失敗しない妥協ポイントまとめ
婚活で100%理想と合致している人と出会うことは、まずありません。
けれど、結婚という一大事では失敗したくないので、「どこまで妥協すればいい?」と悩ましいですよね。
この記事では、失敗しない妥協ポイントについてまとめました。
- 結婚相手の条件を紙に書き出し、優先順位をつける
- 自分のこだわりポイントを知る
- こだわる理由を深堀して確認する
- 妥協しない方がいいポイントは3つ
①金銭感覚
②居心地の良さ(相性)
③嫌いなことが一致している